公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

2024年03月の自然動物園ぶろぐ

ジェフロイクモザルの展示場【その2】

 

皆さんこんにちは(^^)
ジェフロイクモザル担当のNです!

以前、展示場の止まり木が新しくなった話をブログに書きましたが

その後も展示場に「新しいもの」を導入しているので、ご紹介します。

(過去ブログ その①「止まり木の交換」はこちら

 

 

 ①消防ホースを付けました

新しい止まり木にはワイヤーを2本通していたのですが、

消防ホースを追加してみました。

 

じゃーん(・∀・)♪

 

 

 

担当者も自らぶら下がって、強度を確認します。

(余裕そうな顔をしていますが、腹筋がとても痛かった…) 

 

 

ただ一つ懸念点が。

在庫の関係で前回より太いホースになり…。

それもあってか、ほとんど(というか担当者が知る限り全く)使わず(;'∀')

 

 

やはり彼らの手の大きさや形状を考えると太いか、と反省。

そこで試しに強くねじってみました。

 

 

こんな感じ。

ぐるぐる巻いた分、少し細くなって掴みやすいはず。

 

・・・しばらくは使わなかったのですが、

この間チヨミが使ってくれていました!!!

(写真と動画を撮りながら内心ガッツポーズをしました!!!)

 

 

その後も移動する時など、たま~に使ってくれているようです。

 

とはいえ、まだ改良が必要だと感じています。

(生息地のジャングルをイメージしてホースやロープを張り巡らせたいな~とか…)

 

これからどんな風に改良しようか、彼らがどんな風に使ってくれるのかなど

考えていますので、また進捗はブログでお知らせします!!\( 'ω')/

 


 

 ②園路に看板とお子様用の台を設置しました!

 

園路にジェフロイクモザルの最新情報と、

個体紹介の看板を設置しました!

 

 

ジェフロイクモザルの個体識別は他の動物と比べて分かりやすいので、

ぜひ看板を見ながら名前を当ててみてくださいね(^^)♪

 

 

お子様用の台はこちら!全部で2台あります。

 

 

自然動物園はご家族でお越しいただく方も多く、

お子様を抱っこしている場面によく遭遇していました。

 

ずっと抱っこだと大変ですし、動物を長い時間見せてあげることも

難しいなぁと思ったので、この小さな台が救世主になってくれたらいいなぁ。

 

自分から台に乗ってみることで、少しでも興味を持って

動物を見てもらえたら嬉しいです('◇')ゞ

 


 

こんな感じで地味ではありますが、ちょっとずつ変化してますので

ご来園の際は「新しい何か」が加わっていないか、注目してみてくださいね!

(展示場改善ブログをシリーズ化させたい N)


2024年03月13日

冬眠中…?

早くも3月。

暖かくなったかと思えばまさかの雪が降ったりと寒暖差の激しい今日この頃です。

 

そんな寒暖差に振り回されているのは私たち人間だけではありません。

 

それがこちらの↓

 

 

カミツキガメです。

 

本来であれば冬眠中でブロックの下から滅多に顔を出さないのですが…

数日暖かい日が続き、すっかり起きているご様子でした。

 

しかし反対に3月8日の朝は雪が降る寒さでした。

まだまだ寒い日もあるとのことなので、もう少し寝ていていいよーと伝えたいです。

 

 

 

ギンブナ

淡水魚たちも今の季節、水槽のすみっこで静かにじっとしている時間がとても長いです。もしかして寒さのせいで元気がない?と心配する声を聞くこともありましたが…

実は淡水魚達も冬眠しているんです。

 

正確には「冬越し」と言って、冬の間ご飯も食べずにじっとして春を待つことを言います。

(冬眠は哺乳類や鳥類などの恒温動物に使う言葉。意味合いは大体同じです。)

 

水温は今の時期だと約5℃~8℃で水槽掃除の際、水の中に手を入れるのが億劫なほどの冷たさです。

 

 

あと少し、暖かい春と元気に泳ぐ魚たちの姿を楽しみに待ちたいと思います。

 

 (S)

 


2024年03月09日

クロトキの秘密

みなさんはバードハウスにいる黒い頭の鳥にお気づきですか?

↓この鳥です。

 

 (写真が少々不鮮明で申し訳ありません、頭部の黒いクロトキをきれいに撮れる腕を担当は持ち合わせていないのです…)

 

名前は「クロトキ」。

2023年秋にクロツラヘラサギ4羽と、ショウジョウトキ2羽と共に

多摩動物公園からやってきました。

 

特徴的なのがやはり頭部の黒い皮膚です。

見た目も地味ですし、美しい声で鳴くわけではありません

(低い声でグワァと鳴きます)。

なぜわざわざ多摩動物公園から、絶滅危惧種のクロツラヘラサギと共に

やってきたのかと言うと、ずばり!

「クロツラヘラサギがクロトキがいると安心する」そうなのです!

 

自然界では少し生息域が重なることもあるようですが、

そこまで親しい関係はない2種。

しかし、多摩動物公園の担当の方曰く、「クロトキがいることで、クロツラヘラサギが精神的に落ち着くように見受けられる」とのことです。

この地味な見た目の鳥が、精神安定剤のような存在になるのなら、

ぜひ当園でも飼育したい!と思ったわけです。

 

では当園でもそのような癒しの光景が見られるのかと言うと…

なんだかビビりのクロトキがすぐパニックになり、それがクロツラ達にも伝染しているような…?

本当に精神安定剤なの?

というのが今のところの本音です(笑)。

 

決して担当者が見えるところでは餌を食べたり、池に降りることもしないクロトキの用心深さがこれから先、クロツラ達にどう影響するか、今後に期待したいところです。

みなさんもぜひクロトキの行動を観察してみてください。

 

 

(I)

 

 


2024年03月04日

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