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2010年10月の自然動物園ぶろぐ
COP10記念「なるほど!講座」に参加しました!
10月23日の午後葛西臨海公園鳥類園・ウォッチングセンターで行われた、COP10記念「なるほど!講座」~カニ・トンボ・野鳥・・・身近な生きものから学ぶ生物多様性~に参加してきました。
参加者は、小さなお子さんから年配の方まで70人を越し、みなさん熱心に聞き入っていました。
動物園も、生物多様性についてのパネル展示を行いました。
みなさん、熱心に聞いています
生物多様性についてのパネル展示
内容は、
◆講演:やさしい生物多様性入門 新宅広二 (東京コミュニケーションアート専門学校)
◆身近な生きものレポート
1.葛西臨海公園のカニ 池田正人(葛西臨海水族園)
2.江戸川区のトンボ 齊藤洋一(日本蜻蛉学会)
3.野鳥から見た江戸川区の環境 鈴木弘行(日本野鳥の会東京)
と、盛りだくさんでどのお話もとても興味深かったです。カニは、葛西臨海公園内で20種類も見れるそうですよ。野鳥も、23区では2番目に鳥の種類が多く観察されているそうです。海があり、川がありそして緑の多い江戸川区だからこそのすばらしい環境です。正直私も、江戸川区って、こんなにたくさんの生き物が暮らせる自然があるだなーと驚きました。そしてこれからは、住宅街にあるこの「行船公園」の中の自然にももっと目を向け、様々な発見を皆さまにご紹介できたらなぁと思っています。
2010年10月23日
モルモットのシャンプーその1
今日は、ふれあいコーナーのモルモットたち全頭のシャンプーの日です!
ふれあいコーナーに出ているモルモットは15匹から20匹ですが、実は動物園には140匹のモルモットがいます。モルモットにストレスがかかりすぎないように交代でふれあいコーナーに出るため飼育している数は多いのです。また繁殖用のオス達やデビュー前のチビ達もいるので全頭合わせるとこれくらいの数になります。
そして、この140匹のモルモットを年に1回か2回薬用シャンプーで洗うのです!
シラミやノミなど(人にうつりません)の駆虫や皮膚の新陳代謝を促すためなのですが、数が多いためふれあいコーナー担当8人全員で行っても一日がかりです!
まずは、動物用の薬用シャンプーでよく体を洗い、泡立った状態で5分くらいおきます。皮膚の近くの寄生虫にもちゃんと効くように浸みこませるのです。
2010年10月18日
モルモットのシャンプーその2
シャンプーをよーーーーっく洗い流したら、タオルでよく拭いてあげます。
そして、仕上げはドライヤーでサラサラになるまで乾かします。
ふれあいコーナーのスタッフ8人が2チームに分かれ、流れ作業で次から次へと洗っても5時間くらいはかかってしまいます。
でも、洗い終わった後のモルモット達は、サラサラでとても気持ちよさそうです。140匹ものモルモットを洗うのは大変ですが、気持ちよさそうに寝ているモルモットの姿を見ると、その日の疲れもどこかへ飛んでしまいます!
2010年10月18日