公益財団法人 えどがわ環境財団

文字サイズ
menu
MENU

自然動物園SIZEN ZOO

2018年02月の自然動物園ぶろぐ

ひなたぼっこっていいな♪

みなさん、少し暖かい日もでてきましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。

 

クモザルたちも晴れが大好きなようで、太陽が出ているときはこんな感じ↓

 

ひなたぼっこするクモザル ひなたぼっこするクモザル

 

ジェフロイクモザルの展示場は朝一に陽が良く当たる場所があります。

その場所にみんなで集まってひなたぼっこをする姿はとてものんびりしていてうらやましくも感じます(^^)

 

他の動物たちもひなたでゆっくり過ごしていることもあります!

たとえば、、オタリア!

 

 ひなたぼっこするオタリア

 

オタリアたちはプールで泳いでいるときは毛の色が黒く見えますが、

濡れた毛がひなたぼっこをして乾くとふわふわで白っぽい毛に見えます!

まず先に鼻先や目の周りから乾き始めるのでいつもとは違った表情が見られます(^^)

 

午前中の来園がおすすめです!

 

(H) 


2018年02月17日

これなぁんだ?

2018年1月20日のこちらのブログでもお知らせした通り、ベネットワラビーの

ユカリちゃんの仔が顔を出し始めて、ワラビー展示場の前は土日を中心に赤ちゃんの顔を一目見ようと多くの人で賑わっています。

 

日に日に顔を出す頻度や時間は長くなっていますが、それでも当園職員の中でもまだ見れていない者もいるため、赤ちゃんの顔を見れたらラッキーです(^^)

 

ちなみに、よく顔を出していることが多い時間帯は開園してすぐや、日差しのある日中なので、そのタイミングを狙って来てみて下さいね。

 

 

 

 そんな大賑わいなワラビー展示場に最近不思議なものが置かれていることにお気づきでしょうか?

 

餌の乾草の隣にあるこちらです。

 

 

よく来園者からは、

 

「石?」

 

「石鹸?」

 

「お豆腐?」

 

などと聞かれますが、どれも不正解です。

 

これは鉱塩(こうえん)と言って塩化ナトリウムや、動物にとって必要なミネラルが詰まったサプリメントのようなものです。

 

ワラビーを含む草食動物の多くは葉や草だけからでは塩分やミネラルなどが不足してしまうことがあります。

 

野生化では種によって、ミネラルを多く含む土を食べたり、朽木を食べたりして、足りない栄養素を補っていると言われています。

 

しかし、飼育下では与えている餌が限られていたり、行動範囲も限られているため、代わりに鉱塩を与えています。

 

ちなみに、江戸川区自然動物園内では、ワラビーの他にふれあいコーナーにいるヤギやヒツジにも与えているので探してみて下さいね。

 

ワラビーには鉱塩を1月10日より与えているのですが、個体によって舐めたり、ガリガリかじったりと摂取の仕方も様々です。

 

 

動物園にお越しの際は、鉱塩にも注目してみて下さいね!

 

(Y)


2018年02月16日

〇〇〇の知らない世界

 

 

多くの仕事には、『業界用語』と呼ばれるものがあります。

 

 

業界用語…同じ職業の集団内(業界)や、それに詳しい人たちの間で用いられる、

     一般に広く通じない単語や言葉。

 

 

 

例えば、お寿司屋さんではお茶のことを『あがり』。

 

テレビの世界では立ち位置のしるしのことを『バミリ』。 

 

さらに、警察の世界では犯人のことを『ホシ』。  などなど…

 

 

 

そんな業界用語。

 

 

実は私たち飼育員の世界にもあるのですが、

今回はそのいくつかをご紹介していきたいと思います。

 

 

  

 

まずは、『BL』。

 

 

  

         

  

       BL?

 

 

 

いえいえ、男同士の禁断の恋(Boys Love)ではありません。笑

 

 

これはBreeding Loan(ブリーディングローン)の略称。

 

 

希少な動物を守るために動物園同士で動物の貸し借りをして、

繁殖を目指す仕組みのことです。

 

 

貸し借り』ですので、

移動した動物の所属は移動前の動物園のままとなります。

 

 

当園でいえば、先日2つの動物園からやってきた

ワタボウシパンシェは、それぞれ『借りている』状態。

 

そして大阪へ引越しをしたオウギバト3兄弟は『貸している』状態となります。

 

  

  

 

続いて、『ブロック会議』。

 

 

 

ブロック? 会議?

 

 

 

おもちゃのブロックたちが会議をしていたら

ファンタジーで面白いですが、

残念ながらそうではありません。笑

 

 

ブロック会議とは、

いわば飼育員たちの勉強会・研究発表会のようなもの。

 

 

正式には『動物園技術者研究会』といいます。

(急に漢字だらけでカッチリしましたね笑)

 

 

日本をいくつかにブロック分けをし、

年に3回ほど、各地域の中の1つの動物園が担当となって行われます。

 

 

担当となった動物園には各地の動物園から飼育員が集まるわけです。

 

 

ちなみに自然動物園が所属している関東東北・北海道ブロックでは

1回の研究会に60人から70人くらいの飼育員が集まります。

 

 

こんな人数の飼育員が集まるなんて想像できますか?

すごいですね~。笑

 

 

 

 

 

最後に、『エンリッチメント』。

  

 

 

エン? リッチ? ミント?

 

 

 

ちょっと無理やり…笑

 

 

 

エンリッチメントとは、簡単に言えば

動物たちの暮らしをより良くしていこうとすることです。

 

 

例えば、その動物が本来住んでいるところの環境を動物園で再現してあげたり、

エサを隠すことで、エサを探し回る行動を引き出したり。

 

 

『飼われている』を極力減らしてあげる、といった感じでしょうか。

 

 

一日中決まったスペースにいる動物園の動物にとって、

これはとてもとても大事なこと。

 

 

やはり毎日楽しく過ごしてもらいたいですからね!

 

 

 

 

 

 

さて、いかがでしたか?

 

 

知らない言葉ばかりでしたか?

 

 

業界用語を知ると、

その世界が少し違って見えてくる…かも。

 

 

 

 

 

あ、ちなみにタイトルですが

〇にはデラックスな人の名前が入ると思いました?笑

 

 

  

違いますよ~、〇に入るのは、あなたですよ。

 

 

 

 

(R)

 

 

 


2018年02月15日

シナモン?どうしたの??

ふれあいコーナーに行ってみると、ミミナガヤギのシナモンが近づいて来て…

 

ぼくの手の上に前足をポン!とのせてきました。

 

 

 

手だけでなく、膝の上にものせてきました(笑)

確かなことは分からないのですが、甘えている時や、もっとかまって欲しい時に

やるようなんです。

もし本当にそうだったら嬉しいですね!!

ふれあいコーナーに遊びに来て頂いた際にはシナモンとふれあってみてください。

もしかしたら、前足をのせてくるかもしれません。

体は大きいシナモンですが、愛嬌のあるヤギですので、ぜひ会いに来てください!

 

 

 

お待ちしております!!

(J)


2018年02月10日

ワラビー展示場で冬眠中のクサガメ


この個体は、長年、ワラビー展示場で暮らすクサガメの♀個体です。
去年の9月下旬ころから冬眠の準備に入り現在もしっかり冬眠中です。
クサガメの冬眠方法は、その生息環境により様々に変化するとおもわれます。
最も一般的な方法は、水中で物陰などに身を隠し、行う方法だと思います。
その他には、写真の様に地中でも行います。

 


以前、野生のクサガメたちが田んぼの用水路側の大きな土管の中で甲羅をぬかるんだ泥に半分埋めて

冬眠している姿を観察した事もありました。どの冬眠場所も共通している事は、体が凍らなく温度変化が少ない暗い場所です。
ワラビー展示場の池は冬眠するには明る過ぎるため、個体は枯れ葉の下の地中を選んだのでしょう。
この個体はもう少しの間、土の中で眠り春を待ちます。

 


2018年02月06日

ももちゃんを可愛がってくださった皆様へ

 

このブログでもたびたびご紹介させていただいていたおばあちゃんヒツジのももちゃんが2/5(月)の夕方、職員に見守られるなか穏やかに亡くなりました。

 

2001年の4月に自然動物園にやってきたももちゃんは、17年近く皆様に愛されてきました。

 

歳をとってからはふれあいコーナーを引退して、団体コーナーでのんびり過ごしていましたが、ももちゃんに声をかけてくださるお客様は大勢いらっしゃいました。

 

職員も全員、ももちゃんが大好きでした。

 

亡くなる2~3日前から、以前より一層立ったり座ったりする動作が難しくなってきていましたが、支えようとする職員の手をよけ、ギリギリまで自分の足で立っていて、亡くなる日の午前中もいつも通り団体コーナーに出ていました。

 

ヒツジのように消化器官が大きな動物は、足腰が弱り立てなくなると、一気に消化が止まって弱ってしまいます。

 

ももちゃんは亡くなる直前まで自分の足で立てていたため、しっかりと食べることもできていました。

 

死後、解剖を行いましたが体のどこにも異常がなく、死因は「老衰」だと判断しました。

 

動物園動物でも、これほど健やかに老いて老衰で亡くなることができる動物はそれほど多くはないと思います。

 

足腰が弱ってきたももちゃんのために床に敷くマットを選んだり、転んだ時に怪我をしないように工夫したり、リハビリ専門の先生にマッサージの方法を教えていただいたり、ももちゃんの老いは私たち職員にたくさんの学びを与えてくれました。

 

時々、お客様の前でも横倒しになってしまうこともあり「病気なの?」と聞かれることもありました。

 

「病気ではなく、おばあちゃんなので足が弱いんです」とお答えすると「そうなんだ、がんばれー!」と声をかけていただくこともありました。

 

皆様の応援がももちゃんのパワーになってここまで長生きできたのだと思います。 

 

本当に長いあいだ可愛がってくださり、ありがとうございました。

 

 

1

 

 

(V)


2018年02月06日

江戸川区特産 金魚の魅力①

江戸川区と金魚

 

平成29年11月3日文化の日に合わせて江戸川区自然動物園内水生コーナーにおいて金魚の展示を開始しました。

 

展示水槽には13種類の金魚を4つの水槽に分けています。

 

金魚と呼ばれている種類であっても全てが同じ水槽で生活することはできません。理由として金魚の仲間には、鰭などの形が異なるので、泳ぎが得意な金魚もいれば泳ぎが下手な金魚もいるため、同じ水槽で一緒に泳ぐことのできる金魚が限られています。品種や形の違いなどは順に改めて紹介していこうと思います。

 

そもそも金魚が日本に入ってきたのは室町時代末期と言われています。当時は広く一般的に普及することはなかったようです。

 

江戸時代に入ってから庶民でも手にはいることができるようになり、明治になると本所や深川、亀戸、大島、砂町辺りで金魚養殖が行われ、明治30年頃には、平井、小松川、葛西、篠崎などでも養殖生産地となっています。

 

しかし、現在の江戸川区の養魚場は都市開発による波に押され、養殖池を移転するなどの減少で、2軒を残すのみとなってしまいました。

 

そのような状況下でも金魚の魅力を伝えようと毎年7月には行船公園で金魚まつりを開催し、動物園においても金魚の展示を始めることでより身近に感じてもらいたいと思っています。

 

(A)


2018年02月05日

カンガルー病のお話

 

 

みなさま、ワラビーのゆかりの袋の仔はもうご覧になられましたか?

 

もし、もう見た!!という方がいらっしゃったら、かなりラッキーです。

 

先月の1月20日に顔出ししたゆかりの仔ですが、その後はなかなかコンスタントに顔出しをしてくれず、私たち職員もなかなか見ることができません。

 

 

1

 

 

さて、ワラビーはお腹の袋(この袋のことを「育児嚢」といいます)で仔を育てることは皆さまもよくご存知だと思います。

 

このように育児嚢のある動物は「有袋類」と言われ、現在の一般的な哺乳類である「有胎盤類」(胎盤が発達していて子宮内で胎児を育てる生物)とは解剖学的、生理学的に異なる面が多いです。

 

なかでも獣医として苦労するのは、有袋類は有胎盤類と比較すると代謝率が低く、体温が低いため、感染に弱いということです。

 

特に直面する機会が多いのが「カンガルー病」と言われる顔の腫れる感染症です。

 

これは、土壌や動物の腸管、口腔内などに普通に存在する細菌が、虫歯や歯周病の悪化や、歯の抜け替わりや口の中の傷を介して感染し化膿し、顎の骨まで達してしてしまう状態です。

 

化膿が悪化すると餌が食べられなくなって死亡したり、化膿巣から細菌が血流にのって全身にばらまかれ、化膿性肺炎をひきおこしたり、敗血症になったりして死亡してしまう可能性もあります。

 

病巣は、化膿が壊死して肉芽組織に置換されると硬いこぶのようになります。

 

自然動物園のワラビーのぴーちゃんも、先日、このカンガルー病にかかってしまいました。

 

 

2

 

 

左の顔がぱんぱんに腫れてしまったぴーちゃんに麻酔をかけて口の中をみると・・・.

 

虫歯、歯石などの問題があり、臼歯(奥歯)の根元からは膿と血液がドロドロと出ていて、まさにいま化膿しています!!という状況でした。

 

そこで、抜歯をして抗生剤を打ち、腫れはかなり治まりましたが、残念ながらぴーちゃんの顔は完全に元通りにはなりません。

 

飼育担当と話し合い、今後、最も虫歯の原因になりやすいパンはワラビーの餌のメニューからなくすことにしました。

 

ぴーちゃんは現在も治療中で、抜歯した歯茎の傷が塞がるまで、念のため展示場には出ていません。

 

もう少しでまた展示場に出られますが、ちょっと顔がアンバランスなところもどうか可愛がってあげてください。

 

4

 

 なお、カンガルー病は個体から個体へ感染する病気ではなく、ぴーちゃんから他の個体にうつることはありませんのでご安心ください。

 

 

(V)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年02月03日

「このカメがいいね」と君が言ったから、、、

 

 

突然ですが、今日2月1日は何の日でしょう?

 

 

調べてみると、

 

日本初のテレビ放送が行われた、『テレビ放送記念日』。

京都で日本初の路面電車が走った、『京都市電開業記念日』。

 

などがありました。

 

 

そんな中、2月1日にはもう一つ記念日があります。

 

 

それは、2/01(ニオイ)の語呂合わせで『ニオイの日』!

 

 

(※本当にあります)

 

 

 

動物園でニオイといえば…?

 

 

そう!水生コーナーの水槽にいるニオイガメたち!

 

 

 

 

…え、ご存知ない?

 

 

そ、そんな…!ニオイの日なのに!

 

 

では今回は水生コーナーの名脇役、

ニオイガメについてお話しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

こちらがニオイガメ。

 

 

ニオイガメは4種に分類され、

アメリカやカナダに生息するカメです。

 

 

陸に上がることもありますが、

ほとんど水の中で過ごすといわれています。 

 

 

ニオイガメという名前がついているので

さぞかしクサいのだろうと思われるかもしれませんが、

普段は全く臭くありません。

 

 

外からの強い刺激があったとき、

自分の身を守るために後足にある臭腺から

クサい分泌液を出すようです。

 

 

 

(ちなみにクサガメも、『草ガメ』ではなく『クサいカメ』が名前の由来。

 彼らを名付けた昔の人は

 どれだけニオイに対して敏感だったんでしょうか。笑)

 

 

 

 

 

「あれ!ニオイガメってけっこうかわいいじゃん!」

 

 

上の写真を見て、そう思われた方もいるかもしれません。

 

 

いや、まあ、確かにニオイガメかわいいですよ?

 

 

かわいいんですけど、ただこの写真は…

だいぶ盛れている(可愛く撮れている)奇跡の1枚なので…笑

 

 

本当はですね、こんなお顔。

 

 

 

 

 

 

うん。

 

 

写真って…

ホント怖いですよね(遠い目)

 

 

 

 

 

 

 

あっちでは、カメラを見てすごくニヤニヤしてるカメいるし。

 

 

なんだその笑顔は…笑

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、こんなに魅力的(?)なニオイガメたち。

 

 

ご来園の際は、ぜひ水生コーナーの1番右上の水槽を

足を止めてゆっくりご覧くださいね。

 

 

 

 

(R)

 

 

 


2018年02月01日

より良いサイトへと改善するためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は皆様のお役に立ちましたか?(必須)

このページに対するご意見・ご要望がありましたらご記入ください。(任意)
なお、ご意見お問い合わせへの返信は行っておりませんのでご了承ください。