公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

2023年05月の自然動物園ぶろぐ

新しい通路の使い心地は?

3月末にニホンリスの展示場の外側上部に新しいリス用通路ができました。

皆さんの頭上を通る形の網の通路です。

 

 

 

いつもリス達がそこを通るとは限らないのですが、通った時にはいつもと違った下からのリスをご覧いただくことができます。

 

お腹のモフモフの毛とか手足がかわいいですね!

 

リス達も段々と行動が活発になってきたのでご覧いただけるチャンスが増えたかも?!

 

もしリスが通っているのを真下から見るときには、リスからの落とし物には十分注意してくださいね。

間違っても口を開けっ放しで見ないようにお願いします!

 

 

  (B)

 


2023年05月31日

トマトの季節!変えるぜ!献立!!

突然ですが皆さん、トマトの「旬」はいつだと思いますか?

トマトといえば暑い真夏の野菜の代表格…というイメージがありますが、

本来の旬は夏が始まる5月~6月のはじめなんだそうです。

 

 

 

旬になると野菜はおいしくなるのはもちろんのこと、栄養価も高くなったり

流通量が増えることで価格が下がったり、多くのメリットがあります。

 

 

 

そこで、ブラウンケナガクモザルには4月までは冬野菜であるゴボウ、

ブロッコリーを与えていたのですが、季節に合わせて5月からはトマトを

入れた献立に変更しました。

 

 

 

さて、そのトマトの人気はというと…

 

 

 

<動画>

この食べっぷりを見る限り、そこそこ人気みたいですね。

 

 

 

<動画>

中には「欲しいのはそれじゃない!」という感じで受け取ってくれない

個体もいましたが…人間と同じく好き嫌いはそれぞれです。

 

 

 

  

大人の事情(値段とか八百屋さんとの契約とか)で餌全てを旬の野菜に変更

したりはできないのですが、少しでも多くおいしくて栄養のある旬のものを

取り入れることで、クモザルたちはこれからの季節を健康に過ごせるように

なる…はず!

 

 

 

皆さんも旬の野菜を食べてこれからの季節を乗り切りましょう!

 

(M)


2023年05月27日

バードハウスの恋模様

バードハウスの鳥たちは今、恋の季節を迎えています。

ラブラブな鳥たちの恋模様を少し覗いてみましょう。

 

まずはワライカワセミ。

 

 

インスタでは少しお伝えしましたが、オスのカストルとメスのミラの同居を4月から始めました。

うまく同居出来るか担当者は不安だったのですが、そんな心配をよそに同居して数日でカストルがエサのマウスをミラにプレゼント!

これはプレゼンティングといって、いわばオスがあなたのことを大切に想っていますよ、という求愛行動と考えられます。 

 

 最近ではミラがカストルに「早くマウス持ってきなさいよ!」と言わんばかりの態度に、「急いで持ってきます!」と尻に敷かれている様子も見られるようになりました。2羽の恋の行方に注目です。

 

 

お次はオウギバト。

こちらはベテランペアで、今まで何羽も立派に育て上げた夫婦です。

 

 

これはオスですが、体の下には卵があり、一生懸命温めています。

オスとメスが交代でおおよそ半日ずつ、餌も水も口にしないでじっと巣で

座っています。

 

 無事に孵化して、かわいいヒナが見られるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 最後はコウノトリとショウジョウトキ。

この2羽、つかず離れずのいい関係です。

 

 

先日はコウノトリが座った背中にショウジョウトキがちょこんとのっていました。

 

 

種を越えた愛…となるのかもしれませんが、

実はこの2羽はどちらもオスなのです。

残念ながらワライカワセミやオウギバトのようにヒナは期待できませんが、

このまま仲良く過ごしてもらいたいものです。

 

 

 

以上がバードハウスの恋模様でした。

鳥同士が仲良くしている姿を見るのは担当者としてもほっこりして嬉しいものです。

みなさんもご来園の際はラブラブな鳥たちをぜひ観察してみてください。

 

 

 

(I)

 


2023年05月23日

4年振りに「ヒツジの毛刈りショー」を開催

5月4日にヒツジの毛刈りを行いました。

 

コロナ禍でも、毎年毛刈りは行っていましたが

4年振りに皆様の前で開催することができました。

たくさんの方が見に来てくださり、ありがとうございました。

 

そもそも、なぜヒツジの毛刈りをするのかというと…

ヒツジは羊毛を利用するために改良された家畜のため毛が生え変わりません。

そのため毎年暑くなる前のこの時期に毛刈りを行っています。

 

 

今年も日本に6人しかいないシェアラー(毛刈り職人)の

仲田さんに来ていただき行いました。

 

   

ヒツジが動かず、かつ負担がかからないように両足で保定をし、

大きなバリカンを使い刈っていきます。

 

職人さんが刈るとあっという間に終わってしまうため簡単そうにみえますが、

保定の仕方ひとつにしても、とても難しいんです。

 

この毛刈りをしている時に皮膚のハリや状態、乳房など

日頃毛でおおわれている時には確認しづらい場所のチェックもします。

    

 

暑い夏に向けてずいぶんスッキリしました!

 

 

毛刈りのあとに今年はクイズも行い、

多くの方が参加してくださいました。

 

 

全部で5頭のヒツジを刈りました。

「めい」刈る前と後の比較を…

 刈る前(Before)            刈った後(After)

         

 並べた姿を見るとこんなにも違います。

 

 

毛を刈る時、バリカンを入れる順番が決まっているため、

職人さんが刈るときれいに1枚につながっています。

刈った毛の重さは約3.4㎏ありました。

 

今年も「めい」の毛は羊毛コンクールにエントリーを予定しています。

結果はまたご報告できたらと思います。

 

そして、この刈った毛は綺麗に洗いイベントで使用したり、

グッズにもなっています。

グッズはサービスセンターで販売していますので、

気になった方は是非(^^)

 

 

 

(O)

    


2023年05月22日

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