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自然動物園ぶろぐ
ワラビーたちのお食事事情
みなさんこんにちは!
街中はクリスマスの雰囲気に包まれて、楽しいイベントが待ち遠しい方も
いるのではないでしょうか。
江戸川区自然動物園のベネットワラビーたちの楽しみと言えば
閉園後に暖かいお部屋の中で食べるごはんです。
今回はベネットワラビーの最近の餌についてお話ししていきます。
ベネットワラビーは草食の動物で、野生下では木の葉や地面に生えてる草、木の実などを食べています。
当園では、ワラビーにこのようなものを与えています。

ペレットとは、それぞれ動物種ごとに必要な栄養素が詰まったビスケットのようなものです。ワラビーには、カンガルー用のペレットと草食動物用のZCというペレットを与えています。

青草はイタリアンライグラスというイネ科の植物で、当園では、週に1回専門の業者さんから購入しています。ワラビー以外にはプレーリードッグやリクガメが食べています。

乾草は字の通り乾燥させた草で、ワラビーにはアメリカ産のチモシーというイネ科の乾草を与えています。当園ではヤギやヒツジ、モルモットやウサギも同じチモシーを食べています。

サツマイモは生のままで与えます。
ワラビーは前足で餌を握って食べるので、食べやすいようにスティック状に切って与えています。
イモは個体によって嗜好性の差が大きく、ちょっと齧るだけでほとんど食べない個体もいれば、餌の中で一番最初に食べ始め、一晩で200gをペロッと食べ切ってしまう個体もいます。

この他に当園では枝葉を与えています。
以前はコンスタントには与えていませんでしたが、より野生に近い餌であることや、どの個体も非常に嗜好性が高いことから、現在では毎日与えています。
大きな動物園では、園内から取ってきて与える場合もありますが、当園では枝葉も週に一度業者さんから購入しています。
なるべく飽きずに一日の楽しみになるように、3種類の枝葉を日替わりで与えています。
秋から春までは常緑樹のアラカシ、ヒサカキ、ヤマモモを与えています。
この3種は公園に植えられていたり、庭木に使用される身近な樹木となります。
枝葉は他にブラウンケナガクモザルやジェフロイクモザルにも与えています。

そして、上記以外に鉱塩(こうえん)を与えています。鉱塩とは塩の塊で、草食動物に必要な微量な栄養素も添加されています。
詳しくはこちらのぶろぐを参照下さい。
以上がベネットワラビーの夕方に食べている餌になります。
このように、なるべく野生下で食べている餌に近く、バリエーションが増えるように工夫しています。

皆さまも美味しいものをたくさん食べて、寒さに負けず元気に過ごして頂ければと思います。
(Y)
2024年12月13日