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自然動物園ぶろぐ
ホウシャガメの引っ越し
こんにちは!ホウシャガメ担当のNです。
タイトルの通り、ホウシャガメの「仔ガメ」たちが
他の施設へお引越ししましたのでご報告です(/・ω・)/★
そもそも「自然動物園にホウシャガメっていたの?」
と言われてしまいそうなので、おさらいから。
自然動物園では全部で21頭のホウシャガメを飼育していました。
私たちが便宜上「仔ガメ」と呼んでいるのは
当園で繁殖した個体(16頭)のことです。
(補足:残りの5頭は過去密猟によって保護され、動物園にきた個体です。)
(プレーリードック横の展示場に仔ガメが3頭います。)
(バックヤードにいるのは残りの13頭です。)
ご覧の通り、「本当に仔ガメ?」と言われるほどすくすく成長し…。
身体の大きさに比例して飼育するスペースが手狭になり、
彼らのQOL(生活の質)を考えると、
お引越し(搬出)した方が良いという結論に至りました。
そこで先月の3月27日、宮城県仙台市にある「八木山動物公園 フジサキの杜」に
ホウシャガメたち(2頭)が、お引越ししました(/・ω・)/
(八木山動物公園へ引っ越しした2頭)
引っ越ししたのは、
2017年4月15日生まれ(担当Nと同じ誕生日!)の愛称「4号」と、
2020年12月11日生まれの「14号」です。
(「4号」。仔ガメの中で一番体が大きく、体重は約10kg!)
(「14号」。ホウシャ模様は控えめですが、食欲旺盛です!)
彼らとは約1年の付き合いで一抹の寂しさも感じつつ、
今よりも広い場所(良い環境)で飼育してもらえるので、
快く送り出すことができました。
(輸送する箱に入っている様子)
お引越しの当日は朝早くに当園を出発し、
その日のうちに無事到着したとご連絡をいただきました。
八木山動物公園の皆さま、ありがとうございました。
そして、どうぞよろしくお願いいたします。
(N)
2025年04月14日