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江戸川区特産 金魚の魅力①
江戸川区と金魚
平成29年11月3日文化の日に合わせて江戸川区自然動物園内水生コーナーにおいて金魚の展示を開始しました。
展示水槽には13種類の金魚を4つの水槽に分けています。
金魚と呼ばれている種類であっても全てが同じ水槽で生活することはできません。理由として金魚の仲間には、鰭などの形が異なるので、泳ぎが得意な金魚もいれば泳ぎが下手な金魚もいるため、同じ水槽で一緒に泳ぐことのできる金魚が限られています。品種や形の違いなどは順に改めて紹介していこうと思います。
そもそも金魚が日本に入ってきたのは室町時代末期と言われています。当時は広く一般的に普及することはなかったようです。
江戸時代に入ってから庶民でも手にはいることができるようになり、明治になると本所や深川、亀戸、大島、砂町辺りで金魚養殖が行われ、明治30年頃には、平井、小松川、葛西、篠崎などでも養殖生産地となっています。
しかし、現在の江戸川区の養魚場は都市開発による波に押され、養殖池を移転するなどの減少で、2軒を残すのみとなってしまいました。
そのような状況下でも金魚の魅力を伝えようと毎年7月には行船公園で金魚まつりを開催し、動物園においても金魚の展示を始めることでより身近に感じてもらいたいと思っています。
(A)
2018年02月05日
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