自然動物園ぶろぐ
ツノのはなし
みなさんこんにちは。
自然動物園のふれあいコーナーに入っていただくと、シナモン、ミルキー、シオの3頭のヤギがお出迎えしてくれます。
シナモン ↓
ミルキー ↓
シオ ↓
さて、ここでクイズです。
シナモンにあって、ミルキーとシオにないものはなんでしょう。
答えは「ツノ」です。
シナモンにはツノがありますが、他の2頭にはありません。
ミルキーとシオのツノは切っているからです。
(ツノを切ることを除角=じょかくといいます。)
ヤギは頭突きをする動物なので、うっかりお客様に頭突きをしてしまい、その時にツノが生えていたら危険です。
ですので、自然動物園のヤギたちはツノを切っています。
ところで、ツノ=角 ってなんでしょう?
ツノがある動物にはどんなものが想像できますか?
ツノと言っても、生えている部位や、役割などは動物によって様々です。
ヤギのツノは皮膚の一番外側の組織がとても固くなったものです。
ツノは成長するので、内部にはしっかりと血管も神経も通っています。
除角の際には出血しますし痛みを感じますので、自然動物園では全身麻酔をかけて行います。
シナモンはミミナガヤギなので、ツノは本来もう少し外側にとがっているのですが、なぜかシナモンロールのようでお客様に危険がないため切っていません。
今日は少しツノについてご紹介しました。
ふれあいコーナーに遊びにいらした際には、是非ツノにも注目してみてください!
(V)
2018年04月10日
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