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江戸川区特産 金魚の魅力③
江戸時代後期には庶民の間でも身近な存在となっていた金魚。
養殖においても江戸の中心部で行われていたところから、広い土地があり、水質良好な江戸川区へと移ってきたのは明治末期の頃です。
金魚養殖が盛んに行われるようになり、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市に並び金魚の三大産地の1つに数えられるようになりました。
この3つ以外にも産地や養魚場はありますが、金魚と言えばこの三大産地が
有名なのです。
動物園で金魚の展示を始めるにあたって、一般的に体型などから4つのグループに
分けられるため、その各グループの中から代表的な品種を決めたあと、各地から
搬入をしていきました。
(4つのグループについては次回の記事に掲載します。)
展示されている、アズマニシキ、オランダシシガシラ、タンチョウ、ランチュウ、
サクラニシキ、エドニシキの6種は愛知県からはるばる江戸川区に来ています。
各産地で作られている品種も様々なので、各地で独特な品種を作り続けています。
なかでも愛知県の地金(じきん)、高知県の土佐金魚、島根県の南京(なんきん)は、
各県の天然記念物に指定されています。
「金魚」と呼ばれている品種はたくさんありますが、体の形や尾びれの長さなどが
違うので、お好みの金魚を探してみるのも金魚飼育の楽しみかもしれません。
前回は3月16日の記事です。
(A)
2018年04月12日
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