自然動物園ぶろぐ
星に願いを
7月7日は七夕。
年に一度、天の川を挟んで離れ離れになった織姫と彦星が会える日です。
七夕の日には短冊に願いを書いて、
笹に飾るとその願いが叶うといわれていますよね。
皆さんはどんなお願いをされるでしょうか。
笹といえば自然動物園の人気者、レッサーパンダ。
しかしながら、
彼らにとって笹は飾るものではなくて毎日のエサなので
おそらく七夕の日もいつもと変わらず、お願いすることもなく、
ムシャムシャと食べているのではないかと思います…笑
ところで、レッサーパンダの『レッサー』とは何のことだか、
考えたことはありますか?
『Lesser』には、小さい・少ないといった意味があります。
では何と比べて小さいのか。
読者の皆さんの中にはもうすでにお分かりの方も多いかもしれませんが、
答えは『ジャイアントパンダ』です。
でも実は、
先にパンダと名前が付いたのはレッサーパンダのほう、
ということはご存知だったでしょうか?
先に発見されて『パンダ』という名前が付いたにもかかわらず、
後から発見されたジャイアントパンダのほうが有名になってしまった結果、
「じゃあ先に見つかったあの子、『小さいほう』にしよっか!」
となってしまったのです。
昔の人も、最近のシャンシャンの大ブームと同様に
ジャイアントパンダに夢中になっていたようですが、
レッサーパンダがちょっとかわいそうですね。笑
ちなみに、『パンダ』というのは
レッサーパンダが暮らすヒマラヤの現地の言葉で
『竹を食べる者』という意味の『ネガリャポンヤ』の『ポンヤ』が
由来とされているそうですよ。(諸説あり)
普段何気なく聞いている動物の名前も、
深く調べてみると面白い発見があるかもしれません。笑
え、わたしは七夕に何をお願いするのか、ですか?
それはもちろん、
『おいしいごはんがたくさん食べたい!』
『世界の平和と動物たちの幸せ』ですよ!!
(R)
2018年07月05日