公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

自然動物園ぶろぐ

脇役なんて呼ばせない

 

8月も終わり、いよいよ9月の自然動物園。

 

 

暑さもピークを越え、少しずつ気候が穏やかになると

園内もだんだんとにぎやかになってきます。

 

 

さて、今回のぶろぐでは

自然動物園内で最もにぎわう場所、

ふれあいコーナーにいるあの動物を取り上げますよ!

 

 

 

「やった!ウサギだ!」

 

 

「やった!モルモットだ!」

 

 

という声が聞こえてきそうですが、

いいえ、残念ながら彼らではありません。

 

 

 

今回の主役は…そう!

 

 

 

 

 

 

 

『ウズラ』です!

 

 

 

 

毎日ふれあいコーナーで

ウサギやモルモットと同じように

皆さんを楽しませるお仕事をしているウズラたちですが、

やはりどうしても、人気も注目度も低め…。

 

 

大学時代にウズラを研究していたことがある

私としてはちょっと悲しい!笑

 

 

そんなわけで、今回はウズラたちのことを

皆さんにもぜひ知ってもらいたいと思います!

 

 

 

 

 

 

 

さてウズラといえば皆さんおなじみ、『ウズラの卵』ですが

あの卵表面の模様は敵から卵を守るカモフラージュの役目を果たしています。

 

 

そしてその模様ですが、

1羽のウズラが産む卵はなんと全て同じ模様をしています。

 

 

お腹の中で卵がだんだんできていく途中で

卵の表面に色を付ける器官を通るわけですが、

毎回同じ模様になる、というのはとっても不思議ですね!

 

 

 

飛ぶことに関しては、

あんなに小さな鳥なのですが意外と飛ぶことは得意で

野生の個体は夏を日本や中国の北部で過ごし、

冬になると東南アジアや日本の南部へ移動し冬を越します。

 

 

いわゆる『渡り鳥』なんですよ!

 

 

 

ここで歴史をさかのぼってみると、

平安時代にはすでに歌のなかにウズラが登場しており、

古くから私たちの身近な存在であったことが分かります。

  

 

 

江戸時代になると、その鳴き声が

 

『ご吉兆!』(良いことが起きる前ぶれのこと)

 

と聞こえることから、とても縁起がいい鳥とされ

重宝されていたといわれています。

 

 

もしかしたらあの将軍も、

ホトトギスだけではなくて

ウズラの一句も詠んでいたかもしれません。笑

 

 

 

 

そんなウズラたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

普段はふれあいコーナーのここ↑にいますので、

ぜひ『ご吉兆!』と聞こえる鳴き声やしぐさなどに

注目してみてくださいね。

 

 

 

 

 

~あとがき~

 

 

ウズラの写真を撮っていると、なにやら気配を感じる…。

 

 

振り返るとそこにいたのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

シャモ。笑

 

 

 

なになに?

 

特集してほしいの?

 

 

しょうがない…あれれ!もう文字数がいっぱいだ!

 

 

いやー、残念だなー!

キミのことも紹介してあげたかったのになー!

 

 

ほんとざんねん、ざんねん。

 

また今度ね!

 

 

 

 

(R)

 

 

 


2018年09月02日

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