- 公益財団法人 えどがわ環境財団
- 自然動物園
- 自然動物園ぶろぐ
- ペンギンたちは繁殖シーズン真っただ中!その①
自然動物園ぶろぐ
ペンギンたちは繁殖シーズン真っただ中!その①
「ペンギン、いないねぇ~」
最近、ペンギンを見ながらお客さまがつぶやいています。
すみません、、そうなんです。
ペンギンたちは、12月上旬から繁殖シーズンに入り、それぞれの巣小屋に一生懸命巣材を運び入れた後、12月14日の「ちくわ」の産卵を皮切りに順次メスたちが産卵し始めました。現在は、4ペアが抱卵しています。
巣材を運ぶはんぺん
巣小屋の中
フンボルトペンギンは、2個の卵を産みオスメス交代で約40日ほど温めると、孵化します。抱卵は、ペアにもよりますがだいたい2~3日で交代しているようです。ですから、現在4羽は常に卵を抱いていて巣からは出てきませんし、ペアのお相手も隣に寄り添っているので、8羽はほぼ巣小屋の中に入ってしまって外に出てきてくれません。
11羽いるはずのペンギンたちは、2、3羽、、、ひどいときは、シングルのつみれちゃんしか見れないときも・・・。これが、「ペンギン、いないねぇ~」になるのです。
ちょっと、寂しい展示場ですが、さすがにエサの時間(10:30~11:30くらい)には、お腹をすかせたペンギンたちが巣小屋から出てきます。ぜひ、この時間をねらってペンギンたちに会いに来てくださいね。
また、巣材運びやペアでの鳴き交わしなど、この時期ならではの行動も見ていて楽しいですので、時間があるときに行動観察してみてはいかがでしょう。
昨年の夏に、伊豆三津シーパラダイスから来た「ななちゃん」も「きんとき」と仲睦まじくしています。「はんぺん」に邪魔されてなかなか営巣できずにいましたが、最近はここに落ち着いてきました。みなさんも見守っていてくださいね。
展示場の隅で 営巣する「きんとき&なな」
(K)
2019年02月06日
より良いサイトへと改善するためにみなさまのご意見をお聞かせください