- 公益財団法人 えどがわ環境財団
- 自然動物園
- 自然動物園ぶろぐ
- 10月の飼育係のおはなしをご紹介①
自然動物園ぶろぐ
10月の飼育係のおはなしをご紹介①
自然動物園では毎週土日・祝日に飼育係のおはなしを行っています。
今回もどのような内容だったのか少しご紹介したいと思います。
まずはプレーリードッグ!
実は先日ぶろぐでもお伝えした通り、プレーリードッグの
展示場の土の入れ替え工事が終わりました。
新しい土でトンネルを掘るのに必死なプレーリーたち。
ではこの掘ったトンネルがどうなっているのかというと…
きちんとトイレやエサを貯蔵する部屋、そして方向転換をするために
体の向きを変える部屋もあるみたいです。
なるほど、今は一生懸命いろんな部屋を作っている最中なのですね。
そのほかにも、プレーリードッグの名前の由来となった「犬のような鳴き声」も
聞くことが出来ます。
鳴き声を聞いたことがない方はぜひおはなしを聞きに来てください!
お次はホウシャガメ。
ホウシャガメはマダガスカルに生息しています。
マダガスカルはこうして地図で見ると日本から遠く離れていますよね。
日本に住んでいる私たちにとって、馴染みがあるカメの一つが
クサガメ。
同じカメといっても、クサガメは水の近くに生息している水生のカメですが、
ホウシャガメは陸地に生息している陸生のカメです。
生息している場所が違うので、実は同じカメの形をしていても
甲羅の形が違います。
その場所に合った進化の仕方をしてきたのでしょうね。
そして、いつもは見るだけのホウシャガメを
特別に触ることが出来ました!
やはりカメは子供たちに大人気!
あっという間にカメの周りに人だかりが出来ました。
実はこのカメたちは密輸によって日本に持ち込まれました。
カメの可愛さにふれていただき、ぜひ、このホウシャガメ達の
置かれている状況にも目を向けて現実を知っていただけたらなと思います。
というわけで、10月前半の飼育係のおはなしのご紹介はここまで。
この他にも普段知らない裏側を担当者が詳しく解説してくれますので、
ぜひ遊びに来てください。
10月の飼育係のおはなしのスケジュールはこちら。
(I)
2019年10月18日