公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

自然動物園ぶろぐ

11月の飼育係のおはなしをご紹介①

自然動物園では毎週土・日、祝日に飼育係のおはなしを

行っています。

 

いつものように11月の前半のおはなしはどのようなものだったのかを

少しご紹介したいと思います。

 

 

まずはオタリア。

当園でも人気の動物の1つです。

野生ではオス1頭にメス複数というハーレムの状態で

暮らしています。

 

 

自然動物園にいるのはメス2頭ですが、オスはさらに

体が大きいそうです。

 

 

エサは主にアジを、1日3回与えています。

 

当園ではエサを与えながらトレーニングを行っています。

トレーニングにはいろいろな意味があるのですが、

一番大きな理由は飼育する人間にとっても、動物にとっても

安全に健康管理をするためです。

 

オタリアのちゅらもきらりも担当のサインにしっかり反応しており、

お客さまも大喜びでした。

 

 

みなさんもぜひオタリアの機敏な動きに注目して下さい。

 

 

 

お次はフンボルトペンギン。

 

 

まずはエサをもらっています。

ペンギンのエサもオタリアと同じでアジを与えています。

 

当園にいるのはフンボルトペンギンという種類で、

日本の動物園・水族館で一番多く飼われています。

 

 

担当が何を持っているか分かりますか?

 

これは擬卵(ぎらん)といいます。

つまりは偽物の卵です。

 

フンボルトペンギンは繁殖をむやみにすることは出来ません。

どんどん数が増えてしまうと血統に偏りが出てくる可能性もありますし、

飼育スペースの問題もあります。

しかしペンギンも抱卵したいという本能が残っています。

 

そこで擬卵を抱いてもらいます。

もちろん孵化することはありませんので、ペンギンの数が

どんどん増えることはないのです。

 

 

 

みなさん興味津々ですね。

 

そのあとは特別にペンギンにさわることが出来ました!

 

 

 なかなか普段さわることが出来ないので、

長蛇の列が出来ていました。

 

 

このように、飼育係のおはなしでは普段聞けないことが聞けたり、

さわれないものにふれられるチャンスがたくさんあります。

 

みなさんもぜひ週末は動物園におはなしを聞きに来てくださいね。

 

飼育係のおはなしスケジュールはこちら

 

 

(I)


2019年11月14日

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