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自然動物園ぶろぐ
20200220
今日の西暦、そして日付をそのままタイトルにしてみましたが、なんとも目がチカチカしますね…笑
さて、そんなチカチカする2月20日は何の日なのかというと、アレルギーの日だそうです。
皆さんはアレルギーと聞くと何を思い浮かべますか?
花粉…そば…ハウスダスト…金属…など様々ありますよね!
でもそれだけではなくてネコやイヌに対してアレルギーを持っている人もいます。
そこで今回は意外と動物とも関係のある『アレルギー』について一緒に勉強していきましょう!
そもそもヒトには、体を病気やウイルスから守る『免疫』という仕組みがあります。
免疫のおかげで私たちは病気から守られているので、この仕組みは無くてはならないものです。
ですが本来なら私たちを守るはずの免疫の仕組みが、ある特定の物質(アレルゲン)が体内に入ってくることで、その物質に対して過剰に反応し過ぎてしまい暴走してしまうことがあります。
これが『アレルギー』です。
症状としては、皮膚炎・鼻炎・結膜炎(目)・喘息・発熱などがあげられ、たまに耳にする『アナフィラキシーショック』というのもアレルギーの代表的な症状の1つです。
症状が重いと死に至ることも…
決して甘く見てはいけません!
さて、ヒトで起こるアレルギーですが、果たして動物たちはどうなのでしょう?
ということで、当園の獣医さんに聞いてみたところ、イヌやサルにもヒトと同じように食物アレルギーが出ることはあるけれども、動物園にいる動物たちにアレルギーが出ることはないのではないか、とのことでした。
よかった! 安心ですね。
今回は難しい話になってしまいましたが、皆さん付いてきてくれたでしょうか。笑
だんだんと花粉が飛び始めて花粉症の方々にとってはまさに地獄のような日々かと思いますが、なんとか乗り切って、暖かい春を迎えましょう!
(花粉症とは無縁のR)
2020年02月20日