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自然動物園ぶろぐ
週1のお楽しみ ~後編~
今回は以前ブログにアップした、リスザルの週一のお楽しみ後編をお届けします!
皆さん!大変お待たせしました!(本当に待たせてしまった)
前編をご覧になっていない方はこちらからどうぞ!
https://www.edogawa-kankyozaidan.jp/zoo/blog/2020-05/#blog_583
さて、前編では週一でコオロギをリスザルたちに与えていることと、何故与えているのかをお話ししましたね。
今回はコオロギの与え方についてお話します!
皆さんはどうやって与えているか想像できますか?
他のエサと同じようにお皿に乗せてあげている?
→生きてますからね~それだとあげる前に逃げちゃいます。
一頭一頭直接手渡しであげている?
→時間がかかる上に、怪我の元になるかもしれませんね。
ではどのように与えているのか???
自然動物園ではこんなものを使って与えています!
↓↓↓
\ じゃじゃじゃじゃ~ん! /
これはフィーダーと言って、動物たちが食べ物を食べるのに費やす時間を長くしたり、動物本来の行動を引き出すためなどを目的に使用される餌の容器になります。
フィーダーは動物の種類・数・環境・入れる餌などによって形や大きさなどが全く違います。
今回用意したものは、とてもシンプルな透明な箱型です。
上にはリスザルの手が入る程度の大きさの穴を3つあけてあります。
つまり透明だからリスザルたちからコオロギの姿は見えているのですが、上の穴以外からはコオロギが取れないようになっているのです!
/ どうやって取るんじゃいこれ??? \
/ おっ!ここから取れるみたい! \
こうすることにより、リスザルたちは簡単に大好物のコオロギが取れなくなると同時にどうすれば取れるのか考えたり手あたり次第試したりと、とても良い刺激になります。
そして普段与えている餌以上に、食べる時間を長くすることができるのです!
毎週1回、何曜日のいつ頃とは決まっていませんが、ご来園時リスザルを見る際は是非このことを思い出してみてください!
運が良ければご覧いただけるかもしれません(^^♪
しかし…
最近フィーダーからコオロギが消えるスピードが異常に早い…
どうやら取り方を覚えてきてしまっているらしい( ;∀;)
また別の形のフィーダーを近々用意せねば!
(G)
2020年07月20日