公益財団法人 えどがわ環境財団

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自然動物園SHIZEN ZOO

自然動物園ぶろぐ

マメな男はモテるって本当?

 

先日2月2日は節分でした!

 

 

 

 

 

 

今年はなんと124年ぶりの2日の節分ということで大いに盛り上がりましたよね!

 

 

実は自然動物園でも、エサで豆を食べている動物がいます。

 

 

それは、『ブラウンケナガクモザル』と『ジェフロイクモザル』のクモザルコンビです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただそのままでは少し硬く、消化にも悪いので1時間程度しっかりと煮て、柔らかくしてから与えています。

 

 

皆さんの中にも年の数だけ食べた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

ところで、皆さんはどうして節分の日に豆をまくようになったのか、ご存知ですか?

 

 

鬼退治といっても豆をぶつけられても別に痛くないし全然平気でしょ、と思ってしまう現代っ子の私たち…。

 

 

でもこれにもちゃーんと理由があるのです。

 

 

というわけで、今回は節分と豆についてのお話です!

 

 

 

 

そもそも節分とは本来、立春・立夏・立秋・立冬の前日、つまり季節の変わり目を指す言葉で、1年に4回あるものなのです。

 

 

(季「節」を「分」けると書いて『節分』ですよね!)

 

 

その中でも旧暦で1年の始まりである立春の前日の節分は、いわば大晦日のようなもので特に重要視され、次第に節分というと立春の前の日を指すようになりました。

 

 

そして、新しい1年が始まる前日にその年1年分の厄を払う行事が行われるようになり、これがやがて豆まきになっていったそうです。

 

 

 

 

 

 

ではなぜ豆をまいたのか。 

 

 

昔から日本には農作物に聖なる力が宿るという考え方があり、特に米や豆は神聖なものとして災いや邪気を払う力があると信じられていました。

 

 

さらに、豆を投げれば「鬼(魔)を滅ぼすことができる=魔滅(まめ)」という考えもあり、そこから豆が使われるようになったそうです。

 

 

当たったときの痛さなどは関係なかったようですね。笑

 

 

こうして、節分の日に豆をまいて1年分の災いや邪気を払うという行事が生まれたのでした。 

 

 

 

 

 

 

最近は、やれクリスマスだの、やれハロウィーンだの、カタカナのイベントが非常に盛り上がっている日本ですが笑、こういった昔ながらの行事もぜひ大切にしていきたいものですね。

 

 

 

 

(恵方巻は食べたけれども豆は買い忘れたR) 

 

 

 

 


2021年02月08日

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