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自然動物園ぶろぐ
ペンギンのヒナ、人工育雛でもすくすく育っています
当園のペンギンたちは、8羽4ペアが毎年繁殖シーズンに入ると営巣・産卵・抱卵していますが、国内全体の個体群管理の調整から1ペアしか繁殖させることができません。その唯一繁殖できるのは、はんぺん♂と緑黒♀のペアです。昨年は、「死ごもり」といって孵化寸前に雛が死んでしまいましたが、今年は無事に孵化しました。1卵目が3月23日、2卵目が3月27日です。
1週間ほどして2羽の成長に大きな開きが出始めたため、1卵目の雛を4月1日から人工育雛に切り替えました。人工育雛初日の雛の体重は、409gでしたのでエサはキビナゴを大きなものは半分にして小さなものは丸のまま与え始めました。
現在は、体重も1500gほどになり(4月19日現在)、雛の時期特有のふわふわな羽で、エサをねだる声も日に日に大きくなっています。エサはキビナゴを与えていて、大きなものも丸のまま一度に7,8匹飲みこみます。やっと、よちよちと歩き始めましたので、そろそろ平日など日光浴もかねて園内に出ることもあるかもしれません。
また、2卵目のヒナは親たちの元ですくすく育っています。周囲が静かな時は、ヒナの鳴く声も聞こえてきますよ♪
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孵化後4日齢 体重135g | 4月1日(10日齢)で人工に切り替えた |
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エサはキビナゴを解凍して与える | 給餌のようす |
今後のヒナの成長は、Instagramでも紹介していきますのでお楽しみに♪
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(K)
2021年04月20日
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